水中毒にご用心! 梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)のご紹介
長い雨が過ぎ、ようやく夏が訪れたと思ったら全国的な猛暑日続き。 9月に入っても、厳しい残暑が続く予想が出ています。
一方で、降水量は平年並みで暑さは収まらず、猛暑日となる日も出てきそうで、熱中症対策は引続き欠かせないそうです。
コロナも落ち着かずダブルパンチですが、皆様、お体ご自愛ください。水中毒にご用心!
さて、今回のタイトル「水中毒」。“みずちゅうどく”と読みます。 “すいちゅう”の毒ではございません。・・・念のため。
水中毒とは、過剰の水分摂取によって生じる中毒症状のことで、熱中症対策といえども必要以上の水分をとり過ぎると起こります。具体的には、水分の過剰摂取により血液が薄められ、血液中のナトリウムの濃度が低下することで、低ナトリウム血症を発症することが原因だそうです。過去には間違った知識によるダイエットで、食事をとらず水だけを飲み続けたことが原因で発症したなどの例もあるようですね。
水中毒とは、過剰の水分摂取によって生じる中毒症状のことで、熱中症対策といえども必要以上の水分をとり過ぎると起こります。具体的には、水分の過剰摂取により血液が薄められ、血液中のナトリウムの濃度が低下することで、低ナトリウム血症を発症することが原因だそうです。過去には間違った知識によるダイエットで、食事をとらず水だけを飲み続けたことが原因で発症したなどの例もあるようですね。
人のからだとナトリウム
ナトリウムは体内で比較的大量に必要とされるミネラルで、体内では、ほとんどが血液中または細胞の周囲の体液中に存在しています。そして、日常の食事で摂取されるナトリウムの大部分は、食塩(塩化ナトリウム)から取り入れられているそうです。 ←ココ、ちょっと覚えておいて下さい。
さて、ナトリウムには体液のバランスを正常に保つ働きがあります。 また、ナトリウムは、神経と筋肉が正常に機能するのに重要な役割を果たしています。
ですから、その中毒症状とし頭痛・痙攣・疲労感・意識障害などが現れるようです。 これを「熱中症」と勘違いして、さらに水分を取ったら大変。 体調がすぐれない時は、医師の診断を受けましょう。 ちなみに、塩分の取り過ぎは逆に「高血圧」や「高ナトリウム血症」の原因になります。ナトリウムの排出には、バナナなどに含まれるカリウムが有効に作用するそうです。適度なバランスが重要ということですね。 |
健康的な水分補給って?
例えば、昔ながらの「お茶と梅干」。「梅干」をお茶請けとし、梅干にはお好みで砂糖やはちみつをかけたりする場合もあります。
梅干に含まれるクエン酸は酸味成分の一つで、疲労回復効果や胃液の分泌・胃の活動促進作用がありますが、作る時に使用する塩からナトリウムも補給できますから、水分補給と疲労回復にはうってつけですね。
そして、その他にも数ある中で、今日もう一つご紹介するのは「梅醤番茶」です。 昔からある自然療法やおばあちゃんのお手当て法などで、必ずと言っていいほど出てく る「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」は日本古来の「伝統のお茶」と言えるのではないでしょうか? |
梅醤番茶で毎日元気に!
梅醤番茶の作り方はいたって簡単。梅干、しょうゆ、おろし生姜を適量湯飲みなどに入れ、熱い番茶を注ぐだけ。簡単ですよね?
それでは材料を確認していきましょう。
① 梅干
なるべく、昔ながらの天然塩と赤しそで作った梅干がいいですね。最近は、梅酢や調味液で漬けた梅干風漬物もよく見かけます。
梅干の成分を活用するなら、昔ながらの梅干が一番だと思います。
なるべく、昔ながらの天然塩と赤しそで作った梅干がいいですね。最近は、梅酢や調味液で漬けた梅干風漬物もよく見かけます。
梅干の成分を活用するなら、昔ながらの梅干が一番だと思います。
② 醤油
日本が世界に誇る調味料である醤油。こちらもなるべく「天然醸造」のものを選びたいものです。天然醸造の醤油には、天然の酵母が生きているからです。
日本が世界に誇る調味料である醤油。こちらもなるべく「天然醸造」のものを選びたいものです。天然醸造の醤油には、天然の酵母が生きているからです。
③ おろし生姜
抗菌・抗炎症作用や整腸作用、血管拡張作用など、多くの有効成分がいっぱい!有効成分を活用するなら、チューブの生姜ではなく、生の生姜をすりおろすか、細かく刻んで使いたいものです。
抗菌・抗炎症作用や整腸作用、血管拡張作用など、多くの有効成分がいっぱい!有効成分を活用するなら、チューブの生姜ではなく、生の生姜をすりおろすか、細かく刻んで使いたいものです。
④ 番茶
熱いお茶で、梅干しや生姜の成分をタップリとお茶の中に溶け込ませましょう。
特別なお茶は必要ありません。 普段使っているお茶でも充分です。
決まった分量はありませんから、お好みでそれぞれ増減してください。 1回分づつの梅と生姜をラップに取り、そこに醤油を少々垂らしたら、そのままラップでくるんで冷蔵、もしくは冷凍しておけば手間はかかりませんね。冷凍したものは、最初に熱いお茶を少し注いで溶かし、その後適量の熱いお茶を継ぎ足せば、適温のお茶がすぐに頂けます。また、熱いお茶で淹れた「梅醤番茶」を冷やしてお召し上がり頂くのも、美味しくお楽しみ頂けます。 |
番茶について
余談ですが、「番茶」についてひとこと。
番茶は地方により違いが見られます。一般には、3番茶以降~秋冬番茶などの成長した葉を原料とするため、タンニンが多めで、逆にカフェインは少なめになります。味は淡泊でさっぱりとした飲み口ですが、渋みを含みます。
番茶は地方により違いが見られます。一般には、3番茶以降~秋冬番茶などの成長した葉を原料とするため、タンニンが多めで、逆にカフェインは少なめになります。味は淡泊でさっぱりとした飲み口ですが、渋みを含みます。
地方によっては原料の収穫時期や製法を変えている所もあり、香ばしい風味を出すために茶葉を乾煎りし、ほうじ茶として飲まれることも多いようです。そのため、東京や静岡では黄緑色の煎茶であるのに対して、北海道や京都(京番茶)では茶色のほうじ茶だったりします。東北地方でも「番茶」とは「ほうじ茶」全般を指すことが多いようです。また、石川県では茶の茎をほうじた棒茶を番茶といったりします。ですから、「梅醤番茶」に使う番茶は、あまり堅苦しく考えず身近にある普段飲まれているお茶で充分だと思います。 |
毎日美味しく健康に
同様の成分を含む市販品には「スポーツ飲料」などもありますが、美味しさを意識した為 飲みすぎると「糖分過多」となる危険性が報道されています。 材料を見ると、「なんか不味そう」と思われるかも知れませんが、適度に配合を調整する と、お茶で和らげられた塩味と酸味の先には、かすかにお茶の甘みが感じられ、後口も サッパリとやみつきになる味わいです。 最近は、冷房の影響で猛暑の後の「秋バテ」なんてことが言われたりしています。 「梅醤番茶」は、熱中症対策だけでなく、秋バテにも効果的な「からだにやさしい」飲み物です。ぜひ一度お試し下さい。 |
かめりあの梅醤番茶『ウメショー』
熱中症対策の水分補給、疲労・ストレスの軽減に!
水分・塩分・クエン酸・ミネラルがバランスよく補給できるお手軽健康ドリンク。
水分・塩分・クエン酸・ミネラルがバランスよく補給できるお手軽健康ドリンク。
「番茶梅干し医者いらず」という養生訓を具現化した飲み物、梅醤番茶は、冷え性改善や疲労回復、風邪の初期症状に効果があるとして古来よりご家庭で愛飲されました。温暖化や異常気象が日常化した現代に、熱中症対策にも効果が期待できます。かめりあの『ウメショー』では、梅は「はちみつ梅」、お茶は「生姜ほうじ茶」のティーバッグを組み合わせ、梅醤番茶を手軽に飲みやすく現代風にアレンジしました。
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