集散地の茶問屋だからこそ、できることがあります。
ねらいどおりの、味をつくる。 | ~ 茶商の目 × 茶師の手 ~ |
どんな品種の茶葉を選び、その年々で地域ごとに異なる生育状態を見極める、茶商の目。
良好に育った茶葉と会話を交わしながら、最高に美味しい状態に仕上げる、茶師の手。
産地や品種にこだわり、ストレートな味を楽しむもよし、さまざまな茶葉を組み合わせれば、味の広がりは無限です。
私たち当社では、豊かな経験を持つ「茶商」と「茶師」たちが、その年に採れた茶葉の中でよいものを選び抜き、
大切に仕上げています。
全国各地のその時々の良い茶葉を選ぶ
そのときどきで一番よいものを、日本中から選びます。 |
お茶の集散地である静岡市には、静岡県内はもちろん、全国各地から数えきれない種類と大量の茶葉が集まってきます。当社から静岡茶市場までは歩いて5分。いくつかのお茶斡旋所の前を通りながら、その日の仕入れに向かいます。
お茶は生き物。産地や品種にとらわれすぎないように、その時々でいちばんよいものを選びます。
お茶の味は原料選びで7~8割が決まると言われています。
たくさんの中から選べる自由は、美味しいお茶づくりの大きな強みとなっています。
熟練の茶商が見る品質
毎日百種以上のお茶を見る熟練の茶商の確かな目で品質を見抜きます。 |
産地や品種が異なる茶葉の個性を見極め、その個性を最大限に伸ばします。さらには、それぞれが持つ個性を掛け合わせ、新しい魅力を引き出します。
当社では、毎日百種以上のお茶を見ている熟練の茶商たちが、原料となる茶葉の仕入れを担当しています。
お茶の集散地である静岡市の茶商は、全国のお茶を見る機会も多く、品質を見抜く確かな目が養われています。
熟練した茶師の火入れ技術
熟練の火入れによって、 |
お茶は畑で育ち、摘み取られた後で加熱、成形処理を施され、「荒茶」と呼ばれる形に姿を変えます。
荒茶にも野趣あふれた味わいがあり、楽しいものなのですが、皆さんになじみ深いお茶は「仕上茶」と呼ばれ、
荒茶にさらに加工を施し、洗練された姿につくりあげたものです。
当社では、いかに美味しく、いかに香りよいお茶に仕上げるか、茶畑によって特長が微妙に異なるお茶を相手に、
熟練の火入れ技術によって、ねらいどおりの味、香り、水色(すいしょく)に導きます。